新時代の扉を開いた感想等(※ネタバレあり)
お疲れさまでした!
まずは、約2か月の間上映お疲れさまでした!短いようで長いようでやっぱり短い期間だなっていう絶妙な長さだったように思います。
いい歳したおっさんに片足半突っ込んだ年齢してるのに映画を観に行ったことが両手で数えるほどしかなかったのでこの期間がどれくらいの規模のモノなのかちらっと調べました。
一般 | 大規模 | 例外 | |
期間 | 1か月~1か月半 | 2か月程度 | 数週orめっちゃなげぇ |
のようです。
どうやら公開から一定期間中の動員数によって決まっていくそうで、開始当初は期間を決めていないみたいです。
上記の通りであるなら大規模な映画だったのかなってうれしくなりますね!
これを考えるとずっと映画館の公開スケジュールにあるハイキューってお化けコンテンツなんだなって思いました!(ハイキューも最高でした!!)
感想
ここからざっくり内容に触れます。ご了承ください。
結論から言いますと最高でした!
映画鑑賞回数両手収まりおじさんが期間中に8回も見たんです。リアルタイム視聴回数が以前の合計とどっこいどっこい若しくは越しましたもんね。
内容をすっっっっっっごく簡単にまとめるとジャングルポケット(以下、ポッケさん)が最強に至るまでの物語です。
僕はすでにウマ娘を知っていたので今回初めて知ったという方のイメージはわからないのですが、萌えアニメではなくバキバキスポコンで、劇中だいたい怖い顔で走ってます。
冒頭
冒頭はこのレースをきっかけにポッケさんが尊敬する先輩となるフジキセキ(以下、フジさん)が出走する「弥生賞」から始まります。(個人的に劇中でも1,2位を争うくらい好きなレースです。)
レースの後半、抜かれるかと思った矢先、フジさんはさらに加速して見事勝利を収めました。このときのフジさんの表情にしびれました。あの表情には「走るのが楽しい、とにかく楽しい」そんなフジさんが自分自身との追い比べを楽しんでいるのが表れていて、周りのウマ娘ももちろん強いのでしょうが、そのウマ娘たちを差し置いてまた別の世界で走っているように感じ、強者感が際立っていました。
レース場のモニターにも映っていたあの表情、映画も序盤も序盤なのに全身に力が入りました。
史実通りの熱いレースでした。
元ネタ参考動画
アプリの方では全くノーマークだったフジさんが自分の中で一気に好きなウマ娘上位に上がってきた瞬間でした。
フジさんはこのレースを最後にケガで引退することになりました。
ホープフルステークス(以前のラジオたんぱ杯)~皐月賞
弥生賞でのフジさんの走りを目の当たりにし、奮起したポッケさんはウマ娘のレースの王道「トゥインクルシリーズ(リアルのJRA)」へ入るためトレセン学園へと入学します。それからG1レースまでのレースがダイジェスト形式にOPで流れました。
このOP曲「Ready!! Steady!! Derby!!」もまた最高でかっけぇのなんの。The・アニソンって感じ。かっけぇ。曲の良さを紹介するの下手だな。。。何かを人に勧めたことがない弊害ですね!
アプリ内で見られるライブも最高なのでぜひ見てほしいところですねぇ。
無敗で歩を進めていたポッケさんはついにホープフルステークスに出走します。(以前はラジオたんぱ杯って言ってたんですね。勉強になるなぁ。)
そこで戦うことになるのがもう一人の主人公といっても過言ではないアグネスタキオン(以下、タキオン)です。
余談ですがこの映画のタキオンは目がバキバキでこえぇ
このタキオンがポッケさんのライバルとなるわけです。
すごい今更ですけどネタバレ注意とは言ったものの、どこまで書いていいものなのだろうか・・・?
スポコンなだけあって主要キャラの感情の変化とかレースの結果ありきだし、それに対する僕自身の感情もやっぱりすべて含めた上にあるから感想書くなら避けられないんでしょうけど、気が引けますね。
というか普通に作品みてほしいな。のちに円盤も出るでしょうし。おこがましいと思う程当たり前ですが僕なんかが書く駄文では映画の1%も見たことにはならないので見ましょう!!
結果、ホープフルステークスではタキオンに負けてしまいます。レース後に見た有馬記念を含めやべぇやつがいっぱいいることをポッケさんは知りました。今まで張り合う相手のいなかったポッケさんにとっては何よりうれしかったでしょうね。
学園での授業後、タキオンに宣戦布告をしに行きます。この時に現れたのがX(旧twitter)でよく見かける複数の腕を持った化け物です。タキオンと同じ部屋にいたマンハッタンカフェ(以下、カフェ)と心配でついてきたダンツフレーム(以下、ダンツ)がコーヒーを飲みながらこの化け物がタキオンに突っかかっているのを眺めていました。
宣戦布告の内容は
「皐月賞でタキオンに勝ち、最強を証明する」
タキオンはこの宣戦布告に受けて立つと答えました。
この後の並走で呼び出されたナリタトップロードがかわいかったです。
それから大きなターニングポイントとなる皐月賞へとつながります。
このレースにはダンツも出走していてポッケさんはより一層気合が入っているようでした。
すべてのシーンそうですがレース中はもう迫力はハチャメチャにすごくてすごいんです。それはもう本当に。タキオンの速さが画面越しに伝わってきました。
結果タキオンの圧勝でダンツ2着、ポッケさん3着で終わりました。最後の直線でのタキオンの末脚を見ていつも勝気なポッケさんが「追いつけねぇ」と思ってしまう程でした。
皐月賞参考動画
次は日本ダービーだ!と思った矢先、緊急会見でタキオンは無期限活動休止を発表します。。。
さっきも書いたのですがレースシーン手に汗握らせすぎなんですよね!相撲の土俵際くらい緊張していました。効果音の使い方もその名の通り効果的過ぎで走り出したくなってしまいます。
僕もウマ娘だったらよかったのになぁ・・・
東京優駿~菊花賞
かなり端折って書いてるとはいえ、このペースで書いてたらすごい長くなっちゃうな。
あの会見からポッケさんは言いようのない気持ちを抱えたまま限界まで滅茶苦茶にトレーニングをしてしまいます。心配したポッケさんの指導者である田邊トレーナーが優しく寄り添って暴走気味なポッケさんを窘め、フジさんを走らせてやれなかった(田邊トレーナーはフジさんのトレーナーでもありました。)日本ダービーに出てほしいとそこで最強を示してほしいとお願いをしました。
陰から話を聴いていたフジさんが悲しそうにしている姿に胸がきゅってなりました。
日本ダービーではダンツフレームとペリースチーム(元ネタクロフネ?)が出走しますが、当然タキオンはいません。
タキオンに期待していたファンやゲストのジャンポケ斉藤さんも残念がっていました。暗い雰囲気に轟く「は~い!!」には若干救われました。
レースでは終盤までペリースチームが優勢に走っていましたが、悪寒を感じた背後には怖い顔のポッケさんが飛んできていました。そのままペリースチームを追い抜き、一緒に飛んできたダンツとのおい比べ。フレアドライブみたいでかっこよかったです。
ついにポッケさんがG1レースで勝利を納めました。
この後のポッケさんの雄たけび、レッドカーペット、電光掲示板一杯に映るポッケさん、どれもすごく煌びやかで印象的でした。それとは対照的なタキオンの表情も・・・
(後に明かされるこの時のポッケさんの心情を知ると手放しで喜べなくなるのですが。)
クロフネ辺りはちょっと脚色されてたかな?と思いましたが、実況の内容や競馬の内容はほぼ踏襲されています。これまた面白いレースでゴール後の雄たけびも「これか!!」ってなりますので是非見てみて下さい。
東京優駿参考動画
そういえば、皐月賞のゲート内のタキオンと日本ダービーのゲート内のポッケさんが何か言ってたけどあれなんて言ってたんだろう?口パクだけで声はなかったんですよね。
その後、アプリでおなじみの夏合宿に入ります。
みなまでは言いませんが、アヤベさんがふわふわ面白お姉さんになってくれてて嬉しかったしもっと好きになりました。僕はアヤベさん推しなんだ。
夏祭りでフジさんに「私と田邊トレーナーの夢をかなえてくれてありがとう。目の覚める走りを見せてくれてありがとう。」と感謝を伝えられましたが、ポッケさんはいまいち受け止められていない様子。
それからしばらく心ここにあらずで月日が過ぎていき、カフェ、ダンツも出走した菊花賞でも良い結果を残せないでいました。
ある日のトレーニング後に様子のおかしさの理由に気づいていたフジさんが話をしてくれました。
「私は現役時代の自分の幻がいまだに頭に残って消えない。君もそうなんだね。」と。
ポッケさんは胸に残った引っ掛かりを打ち明けました。
「皐月賞のタキオンの走りがずっと自分の前を走っていて追いつけない。今後もタキオンと走ることはできず最強にはなれない。」 と。
その思いを受け、フジさんは明日の朝高架下のレース場に来てほしいと伝えました。
翌朝レース場に訪れると勝負服を着たフジさんがやって来ました。
あの勝負服はまともじゃねぇ。だいぶえっちだ・・・あれで走るのか?ちょっと待てよ・・・するってぇと色々こぼれる可能性があるってことじゃねぇかい?
どっちだ?俺はレースとブルンボインどっちを見れば、いや観ればいいんだ?
置いといて
そこで一対一の勝負をします。引退したとはいえポッケさん曰く、フジさんは現役時代の走りをしていたようでした。(本人的には現役時代には程遠いようでした。)
そして直接伝えてはいませんが、ポッケさんへの思いも走りに込めていたんだと思います。心の声が聴こえる我々は恵まれていますね。
そんな走りを見て、ポッケさんもまた目が覚め、自分が走る意味と原点を思い出しやる気を取り戻しました。(やる気という表現はちょっと違うと思いますが。)
フジさんの思いを受け取り最後のジャパンカップへ
ジャパンカップ
ここは実際見てほしいからさらっと書きます。
ジャパンカップは最強と名高いテイエムオペラオー(以下、ぺラオ)、トップロード、メイショウドトウとかやべぇやつの巣窟になっていました。
そんな化け物にポッケさんも肩を並べてると思うとクるものがあります。もうこの時点で体の震えを必死に止めてる状態で観てました。
このレースもやばかった。これか最初の弥生賞が自分的には気に入ってます。
挿入歌「Beyond the Finale」も流れてかっこよくてブラーヴァでもうやばかった!
ジャパンカップはこれだけにします。
ジャパンカップ参考動画
実写もやばい!!
ライブ
忘れちゃならないのがライブです。
知らない方が見たら「なんで?」でしょう。でもこういうもんなんです。この「なんで?」が先行してしまう方への説明の仕方、勧め方が僕はわかりません。
こういうのが大好きな僕からしたらここも含めて最高でした。
曲は「PRISMATIC SPURT!!!!」目頭がジーンと来ました。そして映画っぽい曲調!!何かそういうコード進行があるのかな?
あぁ終わっちゃう。。。悲しみ半分で観てました。円盤で早くまた摂取したい!でも映画館のあの雰囲気で観ることはもうできないんだなぁ。
「今はもう怖くなーい」のところのダンツが可愛かったです。
エンドロール
ED曲は「うまぴょい伝説」でした。
明るい電波的な曲なのに思い出し涙の曲になってしまいました。今後曲を聴くたびに思い出すことでしょう。cygames
最後に
大学の卒論ぶりに長文を書きました。何も気にしなければ多分もっと書けますが何度も言うように観てほしいのでこれくらいにします。
今回はレースシーンを中心に感想を書いてきましたが、レース以外にも本当にたくさん良いシーンがあるのでそこは皆さまの目でってことで。
題材としてはジャングルポケットが主人公になっていましたが劇中ではカフェ、ダンツ他にもたくさんのウマ娘がいるのでそれぞれで新時代の扉が作れると思います。なので全員分の「劇場版ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」を作ってもらってもいいですか?一作品6時間くらいの上映で観られたらうれしいなぁって思います。
普通にまた映画作ってほしいですね。待っています。
ここまで長々と時間を割いて読んでくれた方ありがとうございました!
またウマ娘に限らず何か発信したいと思うので気が向いたら覗いていただけたら嬉しいです。
それでは。
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